HOME < セックスレスにおける心の問題 < セックスレスと「男性の自信」

セックスレスには「男性の自信」が深く関わっている

セックスレスカップルが増えた背景には、時代の変化とともに、男性が自信を持ちにくくなったことも挙げられます。夫が働いて妻子を養うという図式が崩壊し、亭主関白という言葉も時代遅れになった今、男性が性的にパワフルでいるのが難しくなったのかもしれません。

◆今は、男としての自信を持ちにくい時代

男性の性欲や性機能には、「自信」が大きく関わっています。一般的には、バリバリ働いて稼ぎ、女性から尊敬を集める男性のほうが性的にエネルギッシュです。「英雄色を好む」といわれますが、これは社会的に成功している男性のほうが自分に自信を持つことができ、女性を前にしても怖気づかずに済むこととも関係しているでしょう。

ですから日本でもひと昔前の時代のほうが、男性は元気でした。妻子を養い、家長として尊敬されていたころの男性はEDにもなりにくかったと思われます。

しかし時は移り変わり、今は亭主関白の家庭がめっきり減りました。不況にともない、自分ひとりの稼ぎで家族を養える男性も少なくなりましたし、父親の威厳のようなものも失墜する一方です。

そんな中で、「草食系男子」が増加したのもある意味では仕方ないといえるでしょう。そもそも女性たちが男性を尊敬しなくなり、対等もしくは上位に立とうとするようになったことにも大きな原因があると考えられます。

◆現代の女性は、男性をもう少し立ててみよう!

男性は基本的に、相手の女性に恐怖感や威圧感を持っていると、性欲が湧きにくいようにできています。まるで母親のように感じてしまい、本能的にセクシャルな関係を避けようとするからかもしれません。

ですからセックスレスで悩む女性は、まず自分自身の在り方について見直してみることも大切でしょう。普段は小言や命令、ダメ出しなどが多いのに、セックスの時だけ強いオスでいてほしいと望むのはムリがあるのです。

特に夫婦の場合、たとえ共働きだとしても、その対等性を普段の生活にまで持ち込み過ぎると、男性は性的に萎えてしまうことがあります。せめて家の中では「王様」でいさせてあげる配慮をしないと、夫に男性としての自信を持ってもらうことは難しいはずです。

その証拠に、会社などで部下の若い女性に頼られると、男性は一気にオスとしての本能を刺激され、思わず浮気に走ってしまうことがあります。相談事をされたり「すごいですね」と褒められたりするだけで、男性は自信を持つことができ、その自信を与えてくれる相手に対して性的感情を抱きやすいからです。

一方、長く付き合った恋人や妻などは、どうしても男性に対して厳しくなりがちです。もちろんある程度一緒にいれば仕方ない部分はあるのですが、ただでさえ男性が気弱になりがちなこの時代だからこそ、意識して自分も女性らしさを演出し、彼の自尊心をくすぐる努力が必要でしょう。