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セックスレスと糖尿病の関係

セックスレスと糖尿病の関係


セックスレスにつながる疾患として有名なのが糖尿病です。


男性ならEDにかかるリスクが2倍以上に増えるとされていますし、女性でも性欲低下やオーガズムの得にくさなど、性的な満足度が下がりやすいといわれています。


◆糖尿病はEDの大きなリスク因子!

EDの大きなリスク因子

男性のED(勃起不全)は、糖尿病における合併症として非常に有名です。それは糖尿病になると血中の糖が異常に増えるため、動脈硬化などの血管障害が多くなるからだと考えられます。
糖尿病の男性患者さんのうち、2~3割の人がEDを合併しているともいわれるほどです。

さらに手足などの末梢神経にも影響が出るため、神経性のEDも誘発されます。割合としては、糖尿病性のEDのうち3割が神経性、7割が血管性とのことです。

もちろん血糖コントロールをしなければいけない毎日の中で、体調にも心にもゆとりがなくなりセックスどころではなくなる人も多いでしょう。

しかしパートナーのためにも無理のない範囲で性生活を楽しむことは、生活のよい刺激にもなります。ただし合併症で心疾患を抱えている人はくれぐれも負担のないように工夫しましょう。

重度の合併症を起こしていない限り、バイアグラなどのED治療薬を活用できる患者さんもいますので、一度クリニックや担当医に相談してみてください。
参考(ファイザー株式会社提供)⇒ED相談病医院リスト/ED(勃起機能の低下)を正しく理解するために

◆女性の糖尿病は絶頂感を得にくい!?

また女性にとっても糖尿病の症状はつらいものです。海外では、男性よりも女性のほうが糖尿病による合併症リスクが高いというデータも出ています。

例えばアメリカ女性が糖尿病になった場合、心疾患のリスクが健康な女性の6倍も高くなります。しかし男性では2~3倍といわれますので、女性のほうがリスクは高いのです。しかも女性の心臓発作は男性と異なり、胸の痛みを感じない独特の現れ方をすることがあるため発見が遅れる傾向が見られます。

また糖尿病による腎機能障害のリスクも男性より女性のほうが高いとされていますし、もちろん性欲の低下にもつながりますので、性交渉を避ける女性も多いでしょう。
糖尿病によるうつ病も、女性のほうが男性より2倍多いといわれています。

さらにカリフォルニア大学の研究によると、糖尿病を抱えている女性はそれ以外の女性よりもオーガズムを感じにくく、性的満足度が低いとの報告を出しています。

しかし男女ともにQOL(生活の質)を維持するためにも、愛するパートナーとの性行為は決して軽視できません。血行を良くする正しい食事と適切な治療を受けつつ、無理のない範囲で楽しみたいものです。