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肝機能障害によって男性の性欲が衰える!

肝機能障害によって男性の性欲が衰える!


お酒の飲み過ぎや肝炎ウイルスなどによって肝機能障害が起こると、性欲も低下しやすいといわれています。

肝臓は代謝という、生命活動を維持するために大変重要なはたらきをする臓器ですので、ぜひ無理をかけないよう日頃から注意しましょう。


◆肝臓は生命活動に欠かせない「フィルター」

肝臓は生命活動に欠かせない「フィルター」

肝臓は「沈黙の臓器」といわれています。心臓のように脈打つことも胃腸のように動くこともありません。しかし同時に食べ物から栄養をたくわえてエネルギー源としたり、さまざまな異物をろ過したりするなど、生命を維持する上でなくてはならない臓器です。

肝機能障害は、急性肝炎から始まることが多いとされています。それが慢性化して慢性肝炎となり、放置すればやがて肝硬変、そして肝臓がんへと進んでいきます。
肝臓は沈黙の臓器なだけに症状が出にくいため、食欲不振や全身倦怠感、吐き気などが見られた時には既に肝硬変あたりまで進んでいるケースが多いようです。

原因としては肝炎ウイルスへの感染や、抗生物質などの薬の長期的な摂取、アルコールの飲み過ぎなどがあります。日本人の肝機能障害では8割近くが肝炎ウイルスで、次にアルコールが続きます。

不摂生な生活を改めると同時に、人間ドックなどで肝機能を定期的にチェックして早期発見に努めましょう。

肝臓の定期健診を→

◆肝機能が低下すると男性の女性化が進む!?

肝臓の病気が性欲の低下につながるのは、肝機能が低下したことによってホルモン代謝が乱れるせいです。

肝臓はさまざまなものを代謝するフィルター的な役割を果たしていますが、その1つに女性ホルモン(エストロゲン)があります。しかし何らかの原因でエストロゲンが肝臓でうまく分解されないと、血液中に増加してしまいさまざまな影響が体に出てきます。

特に男性の場合、女性ホルモンが血中に増えすぎることで女性化が進みます。ヒゲや体毛が薄くなり、乳房がふくらむ「女性化乳房」が見られることもあります。もちろん性欲の低下にもつながりますし、睾丸が萎縮する場合もあるのです。
また女性なら問題ないというわけではなく、生理不順などにつながります。

男性の女性化乳房は、自然に消失しない場合は外科手術となることもあります。皮膚を切って脂肪を吸引するのです。また長期にわたってわずらっている場合は、保険適用でホルモン剤を注射してもらうこともできます。

このように、一見性とは関係のないように思える肝臓も、機能が低下すると思わぬ症状が出ることがあります。飲酒量をしっかりコントロールして肝臓を健康に保ちましょう。