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ピーク年齢の違いからセックスレスへ

男性の性欲のピークは20歳前後とされています。これは、男性ホルモンの主成分であるテストステロンが最も活発に分泌されている年代であるためです。

テストステロンの働きによって骨格や筋肉などが男性らしい体つきとなっていくわけですが、20代前後になると体の骨格は決定され、それ以上あまり成長しなくなるため、テストステロンの分泌は緩やかに減少していくのです。

このため、男性は通常、年齢を重ねれば重ねるほど性欲は衰えていくのです。

しかし女性には、男性よりも少し複雑な動きが見られます。

◆女性の性欲のピークは?

一般に、女性の性欲が最も高いのは30〜40代と言われています。 この年代になると、女性ホルモンの一つ、エストロゲンが減少していきます。これにともない、相対的に男性ホルモンの一つ、テストステロンの働きが強まり、性欲が高まるのだと考えられています。つまり、ストッパーが弱まったために一時的に暴走しているといった状態となっているのです。

また、女性の性欲は妊娠、出産によって大きく左右されます。妊娠中、特に安定期以降は、性欲を感じるという人が多くなります。これは、体内のホルモン分泌が増加することにともなうものです。

逆に出産後は、ホルモンバランスの乱れによって一時的に性欲が全くなくなります。この時期に男性から求められたとき、激しく拒絶してしまう場合が多いのは、子供を守るための本能的な行動によるものです。

この時期、女性が少し精神的に不安定であることを理解しない男性は、拒絶されたことでショックを受け、そのまま「妻だけED」などになってしまう可能性もあり、お互いの思いやりが大切な時期でもあります。

なお、女性は、若いうちはそれほど性欲がないと言われますが、これは精神的な影響によるものと考えられています。経験が浅いうちは、性交痛などのためセックスそのものを敬遠する女性が多く、性欲をセーブしているものと考えられています。

◆お互いに理解し合う

男女で性欲のピークには大きく違いがあります。結婚当初は、男性の方が性欲は高いことが多いのですが、出産にともない、女性側が男性の性欲に応えられない時期があります。

次第に男女の性欲は逆転し、女性の性欲が高まる時期には逆に男性の性欲が減少し、再びすれ違ってしまうといった状況があるものと考えられます。

一般に、人は自分を基準に相手を見る傾向があります。そのため、自分の性欲が高い時は相手も高いだろう、と思い込んで、相手から拒否されると驚くのです。

ただ単に疲れていて性欲がわかない、といった場合でも、「浮気をしているのではないか」「自分に飽きたということなのか」と憶測をしてしまい、相手や自分を責めてどんどんと悪い方へと考えてしまい、やがてはセックスレス、そして最悪の場合、離婚へと発展してしまいます。

まずは相手の立場に立って、相手の話を聞くことが大切です。相手が今、どのような状況にあるのか、という知識を得て理解を深めることも重要ではないでしょうか。

定期的なセックスを維持している夫婦は、離婚も少なく、長く円満な家庭を維持する確率が高くなります。家庭が安定すれば、人生の質も格段に高くなりますので、是非ともセックスレス解消に向けて努力しましょう。