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男性の心に原因がある「心因性ED」

セックスレスの大きな原因となるEDには、体の問題のみならず心の問題も深く関わってきます。男性の勃起は女性が思う以上にデリケートなものですので、例えば性とはまるで関係のない仕事上の問題によっても引き起こされるのです。

◆仕事の悩みや家庭の問題がEDの原因に

体そのものに問題がなく、心理的な要因が大きいEDを「心因性ED」と呼んでいます。うつ病などの精神疾患もそうですが、仕事のストレスや経済的な不安といったものも立派な原因となります。

中でも、わりとはっきりと原因が分かっているものを「現実心因」といいます。例えば仕事や対人関係の悩みもそうですし、夫婦の不仲などの家庭問題、または性器へのコンプレックスなども含まれます。まさに今、ここにある問題が原因だといえるでしょう。

子作りに励むあまり、妻から排卵日の性行為を迫られることも現実心因の1つになり得ます。そのプレッシャーが仇となって、EDにつながってしまうのです。

ただしこれらの問題は、何かのきっかけで解決すれば改善できる可能性が高いともいえますし、バイアグラなどのED治療薬も有効です。 一方、今ここにある問題ではなく過去のトラウマなどが原因となっている「深層心因」のほうが根深いかもしれません。

深層心因は日常生活の問題というより、心の奥にひそんだネガティブな感情を指します。例えば幼少期に受けた性的なトラウマや、長年にわたるパートナーへの不満の蓄積も該当します。 潜在的な側面が強いため、本人ですら自覚していないケースも多いようです。

こういった場合は通常のED治療だけでは十分な効果が期待できないことも多く、カウンセリングや認知療法などの専門的な試みが必要になることもあります。

◆心因性EDはどうやって治療する?

心因性EDを解決するには、まずED治療薬を試してみることが基本です。心因性の場合は体そのものに問題はないため、薬で血流を良くすることで大きな効果が期待できるからです。

中には、薬を使って性行為ができるようになったことで気持ちが前向きになったり、パートナーへの愛情を再確認したりして自然とEDが軽快する人もいます。そのうち薬なしでも勃起を得られるようになる可能性もあるということです。

ただし問題が根深い場合は、やはり根本的な解決が必要になるでしょう。例えばパートナーとの不和が原因となっているなら、じっくりお互いと向き合って話し合いの場を持つことも大切です。 また仕事のストレスも長きにわたりすぎると、うつ病に発展する可能性もありますので、必要に応じて休職や転職といった選択肢も考えたほうがいいかもしれませんね。

また精神科や心療内科などでカウンセリングやセラピーを受けるなど、より専門的なアプローチを必要とする場合もあります。有効な方法を探るためにも、まずは病院やクリニックに気軽に相談してみましょう。