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不足した男性ホルモンを補充する方法

セックスレスの原因となる男性の性欲低下やEDを改善する方法として、男性ホルモンを補充する治療法があります。受けるためには、まず血液検査でホルモンの数値を測る必要がありますので、気になる男性はぜひ受診してみてください。

◆男性ホルモンの減少によるLOH症候群とは?

声変わりや体格の変化を引き起こし、男性らしさを作るのに欠かせないのが男性ホルモン(おもにテストステロン)です。9割以上が精巣から、ごく一部が副腎から分泌されています。

通常、加齢とともに分泌量は減りますが、その減り方がいちじるしい場合は「LOH症候群」といって、さまざまな症状につながります。これは男性版の更年期障害です。

男性ホルモンには筋肉や骨の量を増やす作用があるため、分泌が減ると肥満や骨粗しょう症にかかるリスクが上がります。また性欲減退やEDも代表的な症状です。 さらに男性ホルモンには意欲を高める効果がありますので、不足することでうつっぽくなる人もいます。

ただし「閉経」という分かりやすいイベントのある女性の更年期障害と違って、男性ホルモンの分泌量には個人差が大きいものです。ですから、まだ30代などの若いうちから不調が出てくる男性もいれば、70歳になっても分泌量が減らず元気に過ごせる男性もいます。

一般的には、50歳近くになった男性が原因不明の体調不良に見舞われた場合は、このLOH症候群の可能性がありますので、ぜひ検査を受けてみましょう。

◆失われた男性ホルモンを注射で補充する治療法

LOH症候群は、血液検査で「遊離テストステロン」の数値を測ることで診断します。検査の結果、自分の年齢の平均量を下回った場合はホルモン補充療法を受けることができます。

男性ホルモンの補充療法は注射で、2~4週間に1度の割合で通院して受けます。いつまで続けるかは、その人の状態によっても異なりますが、通常は症状の改善が見られるようになったら少しずつ間隔を空けていきます。

実際、このホルモン補充療法で心身の調子が良くなったという男性は非常に多いものです。もちろん性欲減退やEDにも一定の効果が期待できます。 またホルモン補充療法だけでは十分でない場合は、バイアグラなどのED治療薬の処方を受けることも可能です。

しかし男性にも更年期障害があることを知らない人もまだまだ多いため、原因不明の症状に悩まされている男性も多いと思われます。セックスレスを打破するためにもおすすめの治療法ですので、まずは血液検査を受けてみましょう。

男性ホルモンの血液検査は午前中におこなわれますので、泌尿器科などに予約を入れるようにしてください。